2014年11月3日 by みつくに
どちらかだけではどうしても限界があります。
寿退社も一つの選択であって、時代遅れとかそういう問題じゃないだろう。
核家族化している中で、子供を育てるということがどれだけ大変なことか。 子供が生まれて、授乳期を過ぎるまで、夜中に何度お母さんは起きなければならないのか。
保育園に預けようにも共働きで所得によっては保育費の負担が大きかったり、入園すらできなかったりする。
祖父母のいる大家族の中で育って子育てを経験していない人には核家族での育児の大変さはわからないだろう。 子供が育ちやがて就学すれば公立私立を問わず今の学校はPTAや後援会など親の協力なしでは成り立たないことがわかってくるはずだ。
PTAだけでなく育成会や町内会などの地域が機能するには母親の協力が必須だ。もちろん父親もだ。 女性の社会進出が問われることは多いが、足元の子供の教育環境を整えることに人手が要るということの議論は深まらない。 賃金労働だけでなくこういう地域ボランティア活動に協力することもいわゆる社会参加だ。